ちののなりいしとひのあめ
茅野の鳴石と火の雨
国内
物品・機械
- どんな話か
- 神が投げた鏡が変じたといい、割ろうとした石工が山鳴りと火の雨で命を落としたという石。
- 細部
- 山頂には六、七尺四方ほどの、鏡の面のようになめらかな肌をした石が据わっている。昔この山へ降り立った神が手にした鏡を投げ、それがそのまま石になったものだと語られる。表面を叩くとポンポンと軽い音が返るので鳴石と呼ばれた。あるとき石工がこれを割って使おうと玄能を打ちつけたところ、たちまち山が鳴り、谷がそれに応えて響き、山じゅうが震えて火の雨が降り注ぎ、石工は命を落としたという。神の依り代である石に手を加えることを戒める話として伝わっている。
- 広まり方
- 1931年の『旅と伝説』所収、高橋宏一「蓼科山紀行」に記録がある。
- 地域
- 長野県茅野市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ