なのかまわりのいし
七日回りの石
国内
物品・機械
- どんな話か
- 泣く子を置き去りにした母親が振り返ると子の姿が消えて石になっていたという、雲仙の温泉場近くの伝承。
- 細部
- 雲仙の温泉場近くにある七日廻りの石には、こんな謂れがある。気の荒い母親が子どもを背負ってこの道を通った折、泣きやまぬ子に苛立ち「そんなに泣くなら、ここに置いていくぞ」と言って小さな石の上に下ろし、先に歩き出してしまった。まださほど遠ざかってもいないのに泣き声が次第に遠のいていくので不審に思い振り向くと、子どもの姿は消えて代わりに大きな石が置かれていた。母親はその周りを七日七晩探し歩いたといい、これが名前の由来とされる。
- 広まり方
- 1929年の『旅と伝説』掲載、榊木敏「伝説の島原」による記録である。
- 地域
- 長崎県島原市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ