なみきりふどう
波切不動
国内
物品・機械
- どんな話か
- 不漁の際に殿様から借りた食料を返せず書いた謝罪状に、漁で網に不動様が掛かった逸話が記されている。
- 細部
- 波切不動という呼び名の由来は、古い謝罪状の中に見つけることができる。かつてこの部落が不漁に見舞われた際、時の殿様から食料を借り受けたものの、期限までに返済することができなかった。困った村人たちはその事情を詫びる文書をしたため、殿様に差し出したのだが、その資料の中に、漁に出た折に網へ不動様がかかったという出来事が書き留められている。借金の言い訳というより、漁と信仰とが結び付いた土地の出来事として、不動様の名とともに書き残されたものと考えられる。
- 広まり方
- 1976年の『民俗採訪』所収、國學院大學民俗学研究会「大分県南海部郡米水津村」の記録に見える。
- 地域
- 大分県佐伯市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ