なまぐさじぞう
ナマグサ地蔵
国内
物品・機械
- どんな話か
- 山中にあり、干した鰊を背へ差し込んで願えば歯と目の患いを治すとされた地蔵である。
- 細部
- マキノ町の山の奥には、歯の痛みと目の病を引き受けてくれるという地蔵が立つと伝えられている。願をかけるときの作法が変わっていて、干した鰊を石像の背面にはさみ込むのだという。生臭物を仏へ供えるという常識に反した供え方が、そのままナマグサという呼び名になったとみられる。病を治す仏でありながら、精進とは逆の供物を求めるという取り合わせが、この地蔵の語りを印象づけている。
- 広まり方
- 1974年の『民俗採訪』に収められた滋賀県高島郡マキノ町旧剣熊村の記録(國學院大學民俗学研究会)による。
- 地域
- 滋賀県高島市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ