なきふとん
泣きフトン
国内
物品・機械
- どんな話か
- 就寝中に亡くなった息子の布団が人手に渡って質流れし、それを使った夫婦のもとで幼児の泣き声を発するようになり妻が発狂したという話。
- 細部
- ある夫婦が、寝ている間に亡くなってしまった息子の布団を、妹夫婦に譲り渡した。その布団はその後さらに人手に渡り、質屋に流れてしまう。この布団を知らずに使うことになった別の夫婦のもとで、夜になると幼子の泣くような声が聞こえてくるようになった。気味悪く思った夫が布団を蹴飛ばしてみたものの、布団はびくびくと震え続け、泣き声もいっこうにやまなかったという。この出来事に耐えられなくなった妻は、ついに正気を失ってしまったと伝えられている。
- 広まり方
- 1935年の『旅と伝説』所収「泣きフトン」に記録がある。
- 地域
- 沖縄県竹富町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ