しかくいむくのき
四角い椋の木
国内
物品・機械
- どんな話か
- 老人の棺にするため伐られた椋が、切り株の四方から芽吹いて再び四角い幹の大木になったという。
- 細部
- 土地には幹の断面が四角い椋の木がある。昔その木の下に暮らしていた老人が、自らの死期を悟って村を去った。残された村人は老人を弔うため椋を伐り、その材で棺をこしらえた。ところが切り株の四方から新たな芽が伸び、互いに寄り添うように育って、ふたたび四角い幹を持つ大木となった。人々はその根方に小さな祠を建てて祀ったと伝えられている。
- 広まり方
- 1958年の『伊予路』所収、別府頼雄「重信町の伝説」に記録がある。
- 地域
- 愛媛県東温市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ