もりき
モリキ
国内
物品・機械
- どんな話か
- 樹種を問わず、神聖で祟りをもたらすとされる木全般を指す呼び名として使われるモリキ。
- 細部
- 西原の炭焼きの現場で使われてきた言葉に、モリキというものがある。特定の樹種を指すのではなく、神聖な存在とされ、なおかつ手を出すと祟りがあると考えられている木全般をひとまとめにモリキと呼んだのだという。杉であれ欅であれ、その木が信仰の対象として大切にされ、伐採などをためらわれる存在になれば、山で働く人々の間ではモリキという括りで扱われたことになる。木そのものの種類よりも、その木が持つ神聖さと祟りの可能性のほうが、呼び名の基準として重視されていたことがうかがえる。
- 広まり方
- 1977年の『甲斐路』に條々篤美が記した「西原の山林・炭焼きことば」という報告に収められている。
- 地域
- 山梨県上野原市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ