たくのあらわれてきえるもくぞうのふくつう
多久の現れて消える木像の腹痛
国内
物品・機械
- どんな話か
- 肥前多久の堂にある木像は現れたり消えたりし、拾っても家に持ち帰らずそのまま堂へ戻すと腹痛に見舞われるという。
- 細部
- 肥前国の多久にある四本柱だけの堂には、由来の分からない古い木像が安置されている。この木像は時によって見えたり見えなくなったりする不思議な性質を持ち、道端で村人がふと見つけることもあるという。そうして拾った場合は、いったん家に持ち帰って二、三日供養してから堂へ納め直すのが決まりである。もし見つけても自分の家に持ち帰らず、そのまま堂へ返してしまうと、たちまち激しい腹痛に襲われて苦しむと伝えられている。
- 広まり方
- 1976年刊『日本随筆大成』第三期所収、佐藤成祐「中陵漫録」に記された話である。
- 地域
- 佐賀県多久市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ