もくば
木馬
国内
物品・機械
- どんな話か
- 頼政神社に奉納された二頭の木馬が夜ごと川へ水を飲みに出て、片方は妙義神社で見つかったという。
- 細部
- 江戸中期にあたる元禄11年、時の高崎城主だった大河内輝貞は、源頼政を祭神とする社を築き、黒と白の木馬を一体ずつ供えたと伝わる。ある朝、社の近くを流れる川のほとりで、引き手もいないのに水を飲む二頭の馬の姿が目撃された。あとをついていくと、馬たちはそのまま社殿の中へ吸い込まれるように消えていったという。以来、二頭は幾度となく水辺に姿を見せていたが、あるとき黒い方だけが戻らなくなり、のちに妙義山の東麓にある別の社で発見された。その木馬は今なお同社に伝わっている。
- 広まり方
- 1935年の雑誌『旅と伝説』掲載、岩崎安重「群馬県の伝説による玩具」に記録されている。
- 地域
- 群馬県富岡市
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ