もちいい
もちいひ
国内
物品・機械
- どんな話か
- 月夜に供えた丸餅が自ら庭へ飛び、待ち構える蟾蜍の口に消えていったという里の言い伝え。
- 細部
- 米沢の里では、夏の月が明るい夜に人々が集まって語り合う習わしがあり、その際にもちいいと呼ばれる丸く切った餅を盆に積んで供えていたという。すると、供えられた餅が次々に自ら庭へ飛んでいき、そこで大きく口を開けて待ち構えていたひきがえるの口の中へ入っていったと伝えられている。人が語り合う夜に餅そのものが動き出すという、静かな怪異として語られてきた。
- 広まり方
- 1980年の『続日本随筆大成』所収、岡村良通の「寓意草」に記録がある。
- 地域
- 山形県米沢市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ