みつむねさん
ミツムネサン
国内
物品・機械
- どんな話か
- 犬を描いた三峯山の札を盗難除けに祀ったが、願いが叶って自分の息子が蔵で死んでいたという話。
- 細部
- 犬の姿が刷られたこの札は、盗人を防ぐ神として蔵に貼られた。ある家では札を貼ったにもかかわらず盗みに入られたため、盗人を食い殺してくれと拝んでもらったという。すると後日、蔵の中で死んでいたのはほかならぬその家の息子であった。守り札の力が身内へ向いてしまうという結末で、荒々しい神に過激な願を掛けることの危うさを説く話になっている。土蔵に祀る火伏せ・盗難除けの神の一例として記録された。
- 広まり方
- 1988年刊の『長野県史 民俗編 南信地方 仕事と行事』第九編民間信仰、土蔵にまつる神の項に載る。
- 地域
- 長野県富士見町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ