かたなきずをかたがわりしたみがわりにょらい
刀傷を肩代わりした身代わり如来
国内
物品・機械
- どんな話か
- 転倒した拍子に侍の脇差が抜けて人に当たったが、家の阿弥陀像が代わりに傷ついていたという話。
- 細部
- 文政7年秋、雑踏で足を滑らせた人の背後にいた侍も一緒に転び、覆いかぶさる形になった拍子に腰の脇差が鞘走った。刃は当たった風呂敷を裂いただけで無事だったが、不審に思いつつ帰宅すると、床の間に掛けていた阿弥陀の絵像が下に落ちており、まるで刃物で裂いたような裂け目から絵の肩口に赤い染みがにじんでいたという。
- 広まり方
- 『日本随筆大成』第二期所収の滝沢馬琴『兎園小説』に記される。
- 地域
- 東京都中央区
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ