みがわりじぞう
身代り地蔵
国内
物品・機械
- どんな話か
- 浜田市蛭子町で、口論の末に妻を斬った夫が地蔵堂を訪れると、地蔵尊が代わりに斬られ血を流していたという話。
- 細部
- 浜田市蛭子町に伝わる話では、夫婦が激しく言い争い、夫が刀で妻を斬りつけてしまう。ところが翌朝目覚めると、妻はいつもと変わらぬ様子で普段通りに過ごしていた。不思議に思って近くの地蔵堂を訪ねてみると、祀られていた地蔵尊が袈裟掛けに斬られたような傷を負い、そこから血が滴っていたという。この地蔵が妻の身代わりとなって刃を受け止め、命を救ったのだと語り伝えられている。以来、村人はこの地蔵を身代り地蔵と呼び、大切に祀るようになった。
- 広まり方
- 1936年刊『旅と伝説』に千代延尚寿が石見地方の神仏にまつわる話としてまとめたもので、身代わり譚の一つとして記録されている。
- 地域
- 島根県浜田市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ