めどおしや
目通し矢
国内
物品・機械
- どんな話か
- 峠を越えようとした六部を射た矢が、目を貫いたあと射手の屋根へ戻ってきたという。
- 細部
- 野村町の話である。ある日、宮成のあたりを通って峠を越そうとしていた六部が、家の屋根の上から弓の名手に射られて命を落とした。放たれた矢は六部の目を射抜いたが、そのまま留まらず、再び射手のいる屋根の方へ返ってきたと伝えられる。この不思議から、その矢は目通し矢と呼ばれるようになった。巡礼者を手にかけた罪と、その報いを暗示するように戻ってくる矢とが、一つの名に結び付けられている。
- 広まり方
- 1964年の『あゆみ』に載る村人の信仰と伝説の報告に記録されている。
- 地域
- 愛媛県西予市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ