ひづめあとのいわとまつのき
ヒヅメ跡の岩と松の木
国内
物品・機械
- どんな話か
- 蹄の跡が残る田の中の岩に肥をかけた者が患ったと伝えられ、松の木とともに畏れられた。
- 細部
- 田の中に一つの岩があり、その表面には蹄の跡と見える窪みが残っている。そばには松の木が立ち、あわせて手を触れてはならぬものとされていた。あるとき、この岩に肥をかけて汚した者がいたが、その人は後になって病を患ったと語り伝えられる。田仕事の場に紛れ込んだ何気ない岩や木が、実は粗末に扱えば障りをもたらす対象だという戒めであり、耕地の中の聖なる場所を守る働きをしていた。
- 広まり方
- 1985年の『伊予の民俗』所収、佐々木正興「伊予の妖怪変化」に見える。
- 地域
- 愛媛県西予市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ