ちちのでたまつ
乳の出た松
国内
物品・機械
- どんな話か
- こぶを切った跡から乳が流れ出たためご神木とされ、昭和九年の台風で倒れた松。
- 細部
- その松がまだ大きく育っていなかった頃、幹に二つのこぶがあったという。片方を切り落としたところ、切り口から乳が滲み出てきたため、村の人々はこの木を尋常ならざるものと見て、以後はご神木として手厚く扱うようになった。木は昭和九年の台風によって倒れたと伝えられている。樹木から人の身体に属するものが出るという型の伝説で、倒木という結末まで含めて記憶されている点が具体的である。
- 広まり方
- 1989年刊の『長野県史 民俗編 南信地方 ことばと伝承』第12編口頭伝承、松の伝説の項に収められている。
- 地域
- 長野県南箕輪村
- 年代
- 昭和
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ