おおさきしのべんけいがうえたまつ
大崎市の弁慶が植えた松
国内
物品・機械
- どんな話か
- 源義経一行が亀割峠で亀若丸を得たのち尿前で初めて産声を上げさせ、弁慶が記念に植えた松と鳴子の地名由来。
- 細部
- 源義経主従が平泉へ落ち延びる途上、北の方は亀割峠で亀若丸を出産したが、弁慶は敵地であることを理由に産声を上げさせないよう言い含めたため、亀若丸はじっと泣き声をこらえていたという。やがて尿前の関に至ると、弁慶は「ここはもう平泉領の大口だから、安心して声を上げてよい」と告げ、亀若丸はそこで初めて泣き声を立てた。この出来事を記念して弁慶が一本の松を植えたことから、この地は尿前と呼ばれるようになったという。また亀若丸が初めて泣いた場所を鳴き子と称したことが、鳴子という地名の起こりになったとも伝えられる。弁慶が植えたという松は、今では残っていない。
- 広まり方
- 1956年刊『宮城縣史 民俗3』伝説・木の部に記録がある。
- 地域
- 宮城県大崎市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ