ふくおかのいちやでもどるまつ
福岡の一夜で戻る松
国内
物品・機械
- どんな話か
- 住吉神社の造営の際に邪魔になった松を伐ろうとしたところ、一夜で元の高さまで伸び戻ったという言い伝え。
- 細部
- 住吉神社の境内で松の木が傾き、社殿の建て替え作業の支障になっていた。差し支えがあるならと切り倒す話が出たものの、いざ翌朝には元通りの高さに戻っていたという。人の手による解決を、木がひとりでに拒んだ形になっている。この松は以来「一夜の松」と呼ばれ、社の造営にまつわる霊木として語り継がれてきた。単に育ちが早いというより、切られることを察知したかのような回復ぶりが、伝承としての核になっている。
- 広まり方
- 1922年の『土の鈴』に「筑前住吉神社一夜の松」として無記名で記録されている。
- 地域
- 福岡県福岡市
- 年代
- 室町時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ