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マティのイメージ挿絵
この挿絵は当サイトが項目ごとに用意したイメージ画像です。写真や原典の図版ではありません。

まてぃ

マティ

Mati (Greek Evil Eye, Vaskania)

国外 呪物・呪い
どんな話か
妬みや過度の称賛のこもった視線を浴びると頭痛や不調に見舞われるという「邪視」の呪い。祖父母などから代々口伝えで受け継がれる秘密の祈りとオリーブオイルを使った儀式で祓うとされ、2015~16年に実施されたピュー・リサーチ・センターの調査(2017年発表)では、ギリシャの成人の66%が今なお信じていると答えている。
細部

現代ギリシャで「カコ・マティ」または単に「マティ(目)」と呼ばれる邪視の呪いは、妬みや強すぎる称賛のこもった視線を向けられることで、頭痛やだるさなどの不調に見舞われるという古くからの民間信仰である。祓う儀式「クセマティアズマ」では、祖父母などの年長者から異性の子孫へひそかに伝えられた秘密の祈りを唱えながら、聖水に浮かべたオリーブオイルが沈むかどうかで邪視の有無を判定し、十字を切ったり息を吹きかけたりして祓うとされる。

本当に邪視にかかっている場合、祓う本人と施術者の双方があくびを連発するという言い伝えもある。ピンで留めたクローブを燃やして音を確認する方法など、他の判定方法も各地で伝わる。ピュー・リサーチ・センターが2015年から16年にかけて中東欧18カ国で実施し2017年に発表した調査では、ギリシャの成人の66%が邪視の存在を信じると回答しており、調査対象国の中でラトビアと並び最も高い水準だった。

広まり方
古代地中海世界に起源を持つ信仰が家庭内で世代を超えて口伝えに継承され、青い目玉の魔除け「マティ」のお守りなどを通じて今も現役の民間信仰として広く実践されている。
地域
ギリシャ
年代
不明(古代から現代まで継続する信仰)
検証状況
伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。

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