まさむねのめいとう
正宗の名刀
国内
物品・機械
- どんな話か
- 名工正宗の手になる刀に残っていた一筋の傷が、片目の白蛇へと姿を変えたと語り伝えられている。
- 細部
- 名工の手になる刀にまつわる話である。その刀身にあった一筋の傷が、やがて片方の目を欠いた白い蛇へと転じたと伝えられる。刀に生じた欠点そのものが命を得て動き出すという展開で、名刀に霊が宿るという考え方と、白蛇を神聖視する見方とが重なっている。片目という不完全さが刀の傷の記憶をそのまま引き継いでいる点も見どころで、道具が生き物へ変わる怪異の一例として語られてきた。
- 広まり方
- 1974年の『民俗採訪』に載る滋賀県高島郡マキノ町の調査報告に記録がある。
- 地域
- 滋賀県高島市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ