まめのき
豆の木
国内
物品・機械
- どんな話か
- 継母に炒り豆を渡された先妻の子が、捨てられた生豆を拾って植えると鍛冶屋を呼ぶほどの大木に育った話。
- 細部
- 白山市河内町の千石原と呼ばれる土地には、継子いじめにまつわる話が伝わっている。後妻は先妻の子と自分の子それぞれに豆を渡して畑に植えさせたが、先妻の子には芽の出ないよう炒った豆を持たせ、自分の子には生きた豆を与えていたという。ところが、先妻の子は道すがら実の子が取りこぼした豆を拾い、それを代わりに植えたことから、その一粒がやがて途方もなく巨大な木へと育っていった。あまりの大きさに素手や普通の道具では歯が立たず、切り倒すには鍛冶屋の手を借りねばならなかったと語り継がれている。
- 広まり方
- 『民俗採訪』1978年、国学院大学民俗学研究会による石川郡河内村調査の記録に収められている。
- 地域
- 石川県白山市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ