まびきをいましめるえま
間引きを戒める絵馬
国内
物品・機械
- どんな話か
- 布川城址の地蔵堂に掲げられていたとされる絵馬で、生まれた子を押さえつける母の影に角が描かれ、間引きを戒める図柄だったという。
- 細部
- 布川城址の丘にある寺内の地蔵堂には、間引きを戒める絵馬が掲げられていた。絵には、産後の女性が鉢巻を締め、生まれたばかりの赤子を押さえつける場面が描かれ、障子に映る女性の影には角が生えている。傍らでは地蔵が立って泣いている。母親の姿と地蔵の涙によって、間引きという行為への戒めを示した図柄である。利根町布川の事例は、木村博「“間引き”の地蔵絵馬」に記録されている(『民間伝承』1965年)。
- 広まり方
- 1965年の民間伝承誌に、地蔵堂の絵馬にまつわる報告として記録されている。
- 地域
- 茨城県利根町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ