くさとりじぞう
草取地蔵
国内
物品・機械
- どんな話か
- 草取りに困る母を助けた地蔵は草取地蔵と呼ばれ、別名オツナ地蔵は茶屋を開いた老女に由来する。
- 細部
- 郡山市湖南町の三王坂には草取地蔵、または別名をオツナ地蔵という地蔵が祀られている。昔ここに、心根のまっすぐな息子がいて、田の草取りの時期を前に母親が病気になってしまい困っていたところ、この地蔵が代わりに草取りを手伝ってくれたのだという。もうひとつの呼び名であるオツナ地蔵という名は、明治の初め頃にオツナ婆さまという人物がこの付近で茶屋を開いていたことに由来する。孝行息子を助けた地蔵の霊験譚と、地元の人物にちなんだ通称とが重なり合って伝えられている。
- 広まり方
- 1970年の『猪苗代湖南の民俗:福島県郡山市湖南町三代』所収、東京女子大学史学科郷土調査団の神仏信仰の記録による。
- 地域
- 福島県郡山市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ