くりのごんげんのいんもう
栗野権現の陰毛
国内
物品・機械
- どんな話か
- 慶長の頃の洪水で川の板橋に長大な毛が流れ着き、巫女の占いで栗野権現の陰毛と判明し社へ送り返したという。
- 細部
- 慶長の頃、神流川が大きな洪水を起こした際、川にかかる板橋に何やら怪しい長い毛が流れついた。その長さは三十三尋、およそ五十メートルにも及び、色は黒々として艶やかであったが、誰もそれが何の毛であるか見当がつかなかった。そこで村人たちは巫女を招いて占ってもらったところ、この毛は同じ村に祀られる栗野権現が流したものだと告げられた。村人たちはこれを丁重に社へ持ち帰り、送り返したのだという。
- 広まり方
- 1928年刊『旅と伝説』所収、中山太郎「七難の揃毛」に記録がある。
- 地域
- 群馬県上野村
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ