さんどぐり
三度栗
国内
物品・機械
- どんな話か
- 弘法大師が老婆のもてなしに礼として植えたと伝わる栗の木で、秋に間隔をおいて三度実が落ちるという。
- 細部
- 色麻町の内井家の屋敷から南に下る斜面に、ひときわ大きな栗の木が立っている。行脚中の弘法大師がこの地を通りかかったとき、暮らしに余裕のない老婆が精一杯もてなしてくれたことに感じ入り、礼として栗の木を植えていったと伝えられる。この木には他の栗とは違う癖があり、秋の実りが一度にまとまらず、間隔をおいて三度に分けて落ちるという。弘法大師が各地で恩返しに木を残す説話は珍しくないが、実りの落ち方そのものに謂れを結び付けている点がこの伝承の特徴である。
- 広まり方
- 1956年刊『宮城縣史 民俗3』の伝説:木の部に記録がある。
- 地域
- 宮城県色麻町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ