こぶせのくり
子婦生の栗
国内
物品・機械
- どんな話か
- 釈迦堂東の材木蔵にあった栗の木で、この実を食べると必ず子が生まれるといい、政宗も狂歌に詠んだという。
- 細部
- 釈迦堂の東側、藩の材木蔵の構内にこの栗の木があった。この木になる実を食べると必ず子供を授かるという言い伝えがあり、子宝に恵まれない女性たちの信仰を集めていたという。藩主伊達政宗もこの木を興味深く思ったとみえ、「子を生まぬ女にかせよ」という上の句に続けて、陸奥の榴ヶ岡に実るこの「子婦生の栗」を詠み込んだ狂歌を残したと伝わる。木の実ひとつに子授けの願いを重ねる発想は、当時の人々の切実な思いを物語っている。
- 広まり方
- 出典は『宮城縣史 民俗3』(1956年)の伝説「木の部」。
- 地域
- 宮城県仙台市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ