くびなしじぞう
首なし地蔵
国内
物品・機械
- どんな話か
- 親孝行な若者の身代わりとなった地蔵が、その代わりに首を失ったとされ、首なし地蔵として祀られている。
- 細部
- 大分市内には首なし地蔵と呼ばれる、頭部を欠いた地蔵尊が伝わっている。言い伝えによれば、この地蔵はもともと親孝行で知られたある若者の身に降りかかるはずだった災いを、みずから引き受けて肩代わりしたのだという。地蔵が若者の代わりとなった結果、その首が失われることになったと考えられており、「首なし地蔵」という呼び名自体が、この身代わりの出来事を今に伝える証しとなっている。どのような危難であったのか、細かい経緯までは記録に残っていないが、地蔵が人の孝心に応えて災いを一身に引き受けたとする話として語り継がれている。
- 広まり方
- 1986年刊行の『大分県史 民俗篇』所収、若杉昌昭「大分県の伝説と特色」に記録がある。
- 地域
- 大分県大分市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ