こうぼういも
弘法芋
国内
物品・機械
- どんな話か
- 芋を惜しんだ老婆の言葉どおり、その土地の里芋は硬くて食べられなくなったと伝えられる。
- 細部
- 沓掛温泉のあたりを弘法大師が通ったとき、老婆が芋を洗っていた。大師が分けてほしいと頼むと、老婆はこの芋は硬くて口に入らないと答えて断った。すると以後、この地に生える野生の里芋は本当に硬くなり、食べられないものになってしまったという。人はこれを石芋と呼ぶ。惜しんだ嘘がそのまま現実になるという筋立てで、湧き水を与えた話と対をなす形で語られる弘法伝説の定型である。
- 広まり方
- 1987年刊『長野県史 民俗編 東信地方 ことばと伝承』の口頭伝承、植物の伝説の項に細川修と松本清人が記録している。
- 地域
- 長野県青木村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ