とうみしのじぞうにうまれたむすめ
東御市の地蔵に生まれた娘
国内
物品・機械
- どんな話か
- 亡くした娘が地蔵に生まれ変わったと告げられ、夫婦が石仏を子として世話したという話。
- 細部
- 和の東上田に伝わる。子に恵まれなかった仲のよい夫婦が、家の近くの地蔵へ一日も欠かさず参り続けたところ、幾年かのちに女の子を授かった。ところが娘は三歳のとき、流行り病であっけなく世を去ってしまう。ある夜、夫婦が地蔵の前に立つと、石の像が光を放っているように見え、どこからともなく声が響いた。娘はこの地蔵に生まれ変わったのだから、我が子と思って育てよ、というのである。夫婦はそれから沈んだ気持ちを立て直し、地蔵の世話を続けたと伝えられる。
- 広まり方
- 1987年刊『長野県史 民俗編 東信地方 ことばと伝承』第12編口頭伝承、細川修・松本清人による地蔵や薬師や観音の伝説の項に記録がある。
- 地域
- 長野県東御市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ