こんぞう
金像
国内
物品・機械
- どんな話か
- 大同年間、小野胤世が仙人を訪ねると光るものが現れ矢で射ると金像だったといい、この像は重くて動かせないが火事の際には自ら飛んで難を逃れたと伝わる。
- 細部
- 大同年間のこと、小野胤世という人物が、法華経を唱える仙人がいると聞いてその場所を訪ねたが、それらしい人影はどこにも見当たらなかった。代わりに光を放つものが現れたため矢を放って射たところ、それは三寸三分ほどの小さな金の像であることが分かった。この金像は磐石のごとく重く、人の力では容易に動かすことができなかったが、不思議なことに火事が起きた際にはひとりでに空を飛んで難を逃れたのだという。
- 広まり方
- 1939年の『旅と伝説』所収、田中勝雄「仏寺に縁りある伝説と俗信―丹波国船井郡に於ける―」に記録がある。
- 地域
- 京都府南丹市
- 年代
- 平安時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ