こめはきじぞう
米吐き地蔵
国内
物品・機械
- どんな話か
- 金輪寺の米吐き地蔵は口から米を出してくれたが、小僧がもっと欲しいと願うと米を吐かなくなったという。
- 細部
- 宮前村にあった金輪寺には、米吐き地蔵と呼ばれる地蔵が安置されていたという。この地蔵は口から米を吐き出し、寺の人々の暮らしを助けてくれていた。ところがある時、寺の小僧がもっとたくさん米を出してほしいと欲を出して願ったところ、それきり地蔵は米を吐き出さなくなってしまったと伝えられている。ささやかな恵みに満足せず求め過ぎたことで、恩恵が失われてしまったという教訓めいた話である。
- 広まり方
- 1937年の『旅と伝説』所収、田中勝雄「社寺伝説―続南桑民譚雑録三―」に記されている。
- 地域
- 京都府亀岡市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ