とくのしまのちをだしてもつこいし
徳之島の血を出して持つ小石
国内
物品・機械
- どんな話か
- 河原で拾った小石を持ち帰る際は、自分の頭を叩いて血を出してから持つべしとする徳之島の俗信。
- 細部
- 大隅の徳之島に伝わる俗信のひとつで、河原に転がっている小石を持ち帰ろうとするときには、まず自分自身の頭を軽く叩いて血をにじませてから持ち帰らなければならないとされている。石そのものに何らかの力が宿っているという考えへの配慮からとも思われ、自然の物を無造作に持ち出すことへの戒めが、痛みを伴う身体的な作法として今に伝えられている例といえる。
- 広まり方
- 1940年の『民間伝承』掲載、物部玉來「諸国の俗信」に記録されている。
- 地域
- 鹿児島県徳之島町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ