こえいわ
声岩
国内
物品・機械
- どんな話か
- 切り出そうと近づいた石工が、洞から誰のものとも知れぬ声を聞いて手を引いた岩。
- 細部
- この岩を石材として切り出そうと石工が寄っていったところ、岩に開いた洞の奥から人の声としか思えない響きが漏れてきた。誰が発しているのか見当もつかず、恐ろしくなった石工は作業を諦めて引き返したという。泣き石と呼ばれる類の伝説と同じく、人の手が入ることを拒む岩として語られており、実際に採石されずに残ったこと自体が話の裏づけになっている。
- 広まり方
- 1990年刊『長野県史 民俗編 中信地方 ことばと伝承』第12編口頭伝承の伝説、石の伝説の泣き石の項に載る。
- 地域
- 長野県南木曽町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ