きつねのほうじゅのたま
狐の宝珠の玉
国内
物品・機械
- どんな話か
- 神楽師と踊りを競って負けた狐が宝珠を差し出し、約束と引き換えに取り戻した話。
- 細部
- 平太夫という神楽師のもとへ、娘の姿を借りた狐が現れ、どちらの踊りが優れているかを競い合った。勝負に敗れた狐は、人を化かすときに使う宝珠の玉を平太夫に手渡す。ところがこの玉を失うと狐の仲間内で相手にされなくなるため、狐は稲がよく実るようにすること、そして二度と人を化かさないことを誓い、玉を返してもらったという。芸比べの勝敗が、豊作の約束と化かしの禁止という二つの取り決めへ結び付けられている。
- 広まり方
- 1977年の『神奈川県史 各論編5 民俗』第八編第一章第六節(神奈川県企画調査部県史編集室)に記録がある。
- 地域
- 神奈川県綾瀬市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ