きたむきじぞう
北向き地蔵
国内
物品・機械
- どんな話か
- 坂戸市のある地蔵は、前を馬に乗ったまま通ると必ず落馬すると恐れられ、その後北向きに安置し直されたことから北向き地蔵と呼ばれる。
- 細部
- 坂戸市にはある地蔵にまつわる言い伝えが残る。道端に立つこの地蔵の前を馬に乗ったまま通り過ぎようとすると、決まって馬が急に暴れ出し、乗り手はそのたびに振り落とされてしまうという出来事が繰り返し起きたという。同じことが幾度も重なったため、人々はこれを地蔵の何らかの意向によるものと考え、地蔵の向きをそれまでとは変えて北を向くように据え直すことにした。据え直して以降は落馬が起きなくなったといい、この地蔵は北向き地蔵と呼ばれて今に語り継がれている。
- 広まり方
- 1986年刊行の『新編埼玉県史 別編2(民俗2)』第十二章第二節「神仏」に、根津富夫の記述としてまとめられている。
- 地域
- 埼玉県坂戸市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ