きんのたま
金の玉
国内
物品・機械
- どんな話か
- 猟師が池で見つけた金の玉を拝むと弓に乗り移り、後に七面山へ祀られて池太神さんの起源となった。
- 細部
- 早川町の猟師、高木源左衛門が池太神さんの池の中に金色の玉を見つけたという。「魔物であればそのままでいてくれ、神であればこの弓のところに乗り移ってくれ」と唱えて拝むと、その玉が本当に弓に乗ってきた。持ち帰って家に置いておくと家が不気味に鳴るようになり、この玉は家で休むべきものではないと悟った源左衛門の夢枕に、七面山に自分の住むところがあるとのお告げがあったため、御神体として山へお連れして祀った。これが池太神さんの起源であるという。後年、七年か十年前に、この金の玉が盗まれたことがあったが、盗んで持ち去った者は手元に置いておくことができず、結局返しに来たとも伝えられている。
- 広まり方
- 1989年刊『雨畑の民俗―山梨県南巨摩郡早川町雨畑―』の「口承文芸」伝説の項に、2件とも記録がある。
- 地域
- 山梨県早川町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ