がんじつになくきんのにわとり
元日に鳴く金の鶏
国内
物品・機械
- どんな話か
- 年の初めの朝に椿の梢で鳴いたという金の鶏で、その木が失われた今は土中にあるとされる。
- 細部
- 一年の始まりの日を迎えると、金でできた鶏が椿の梢にとまって声を上げたと語り伝えられている。その椿はすでに姿を消してしまい、鶏そのものを見た者もいない。今では地面の下に埋もれたままだと言われている。宝が土中に眠るという言い伝えと、年の改まる朝の吉兆とが一つに重ねられた語りであり、姿を欠いたまま声の記憶だけが受け継がれている点に特徴がある。
- 広まり方
- 1982年の『中京民俗』所収、田畑徹・梶原一明・木村八千代による口承文芸の報告に載る。
- 地域
- 滋賀県長浜市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ