きんのにわとり
金のにわとり
国内
物品・機械
- どんな話か
- 尼子勢に攻められた城主が滝壷へ投げ入れた金の鶏は、大晦日の夜ごとに声を上げ年の変わり目を知らせるという。
- 細部
- むかし上司南条という城主が尼子晴久の軍勢に攻め立てられ、この地まで落ち延びてきた。追っ手が迫るなか、家の宝であった金の鶏を手放す決意をし、熊谷川にかかる滝壷へ投げ入れて隠したという。以来この淵は鶏渕、あるいは丸渕と呼ばれるようになった。沈められた金の鶏は今なお渕の底にあるとされ、大晦日の夜になると高らかに鳴いて新しい年の訪れを告げるといわれている。また、この渕に石を投げ入れると雨が降り出すとも伝えられている。
- 広まり方
- 『岡山民俗学会会報』1968年掲載の加原耕作「にわとり淵と南条さま」に記録が残る。
- 地域
- 鳥取県三朝町
- 年代
- 戦国時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ