きんのにわとり
金のにわとり
国内
物品・機械
- どんな話か
- 笹ヶ岳の頂で元旦の朝に鳴くという金色の鶏で、同じ山頂には雨を呼ぶ井戸の話も伝わる。
- 細部
- 笹ヶ岳の山頂には、水をかき回すと雨が降るとされる井戸があった。ある若い猟師が本当かどうか試しに水を乱したところ、山を下り終えるか終えないかというところで激しい雨に見舞われたという。同じ山頂をめぐっては、年の改まる元旦の朝になると金の鶏が声をあげるとも語られてきた。雨を呼ぶ井戸と黄金の鶏という二つの言い伝えが一つの峰に重なっており、その頂そのものが日常とは隔たった場所として意識されていたことがうかがえる。
- 広まり方
- 1977年の『中京民俗』所収、丸山崇・原良輔・塚本隆・土川博邦による「伝説」に記録がある。
- 地域
- 滋賀県甲賀市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ