きぐち
木口
国内
物品・機械
- どんな話か
- 新田義重の廟所の大松が大風で折れた際、木口の断面が葵の葉の形になっていたという。
- 細部
- 上州新田郡の大光院には新田家代々の廟所があり、そのなかでも新田義重を祀る廟所には大きな松の木が立っていた。寛政年間のある大風の日、この松は激しい風に耐えきれず折れてしまったが、その際に現れた木口の断面を見てみると、なんと葵の葉の形になっていたという。徳川家の紋所である葵の葉が木口に現れたことは、新田氏と徳川氏の因縁を思わせる不思議な出来事として語り継がれた。
- 広まり方
- 続日本随筆大成別巻(1982年)所収、山田桂翁「宝暦現来集」に記録がある。
- 地域
- 群馬県太田市
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ