きかずどうろくじんさま
きかずどうろく神さま
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- どんな話か
- 耳の聞こえぬ孫が雷鳴で音を取り戻したと伝わる道祖神で、耳の病に霊験があるとされた。
- 細部
- 長久保の町外れに立つ道祖神は、魔物や疫病を集落へ入れないよう守る神とされ、二月八日におはぎを供えて餡を顔に塗ると良縁に恵まれると信じられていた。孫の耳が聞こえないことを嘆く祖父が日参を続け、百日に届こうという晴れた日、孫と参り終えて帰ろうとすると南の空が急に曇って雷が落ちた。助け起こすと孫は、大きな雷の音が怖いと口にした。祖父は喜び、家宝の椀の底に穴を開けて紐を通し、礼として奉納した。以来この神は耳の病に効くとされ、きかずどうろくじんと呼ばれるようになった。
- 広まり方
- 1987年刊『長野県史 民俗編 東信地方 ことばと伝承』の口頭伝承の章、細川修と松本清人による地蔵や薬師や観音の伝説の項に載る。
- 地域
- 長野県長和町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ