きじょのてがたいわ
鬼女の手形岩
国内
物品・機械
- どんな話か
- 渡辺綱に腕を切られた鬼女が伯母に化けて取り返しに来て、川を越える際に足を滑らせてついた手の跡が岩に残っているという。
- 細部
- かつて羅生門で渡辺綱によって片腕を切り落とされた鬼女が、綱の伯母に姿を変えて綱の家を訪れ、噂に聞く鬼の片腕を見せてほしいと頼み込んだ。綱が油断して妻戸を少しだけ開けたその隙に、鬼女はすかさず腕をつかみ取って逃げ出したという。裏手の川を飛び越えようとしたところで鬼女は足を滑らせ、とっさに片手を岩についてしまう。そのときについたとされる手形が、今もこの岩に刻まれたまま残っているのだと伝えられている。
- 広まり方
- 1956年刊『宮城縣史 民俗3』伝説・石・岩の部に記録がある。
- 地域
- 宮城県村田町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ