しんぐうのきえずのひとさいちょう
新宮の消えずの火と最澄
国内
物品・機械
- どんな話か
- 横大路家に伝わる火種で、最澄が唐からの帰国時に授けたとされ、比叡山の常灯が消えた際にはこの家から分けたと伝わる。
- 細部
- 新宮町の横大路家には、絶えることなく守り継がれてきた一つの火が伝わっている。言い伝えによれば、延暦24年に唐からの長い船旅を終えて戻った僧の最澄が、この家に立ち寄った。その際、自ら手ずから彫り上げた毘沙門天の木像とともに、一つの火種をこの家に託していったという。年月が過ぎたのち、比叡山で守られていた常夜の灯が絶えてしまう出来事が起きた。そのとき、横大路家に伝わるこの火が呼び戻され、灯を再び起こす種として献じられたのだと伝えられている。
- 広まり方
- 1985年刊行の『福岡県史』に、新宮町大字上府の住人からの聞き取りとして載る。
- 地域
- 福岡県新宮町
- 年代
- 平安時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ