でんそうじのおおくす
伝宗寺の大樟
国内
物品・機械
- どんな話か
- 伝宗寺の山門にある大樟が白い花を咲かせ、日清・日露の戦での勝利を先に告げたという。
- 細部
- 伝宗寺の山門の内側には古い樟の大木が立っている。この木は普段と違って白い花を付けることがあり、それは吉兆の前触れだと受け止められた。日清戦争と日露戦争の折に花が開き、日本が勝つことを知らせたのだと語り伝えられている。土地の人にとって大樟は単なる古木ではなく、世の動きを先に察して形で示す存在だった。植物の異変を戦の帰趨に結び付ける、植物伝説の典型である。
- 広まり方
- 1976年の『伊予の民俗』に載る八木繁一「伊予の植物伝説」に記録がある。
- 地域
- 愛媛県伊方町
- 年代
- 明治時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ