けさらんぱさらん
ケサランパサラン
国内
物品・機械
- どんな話か
- タンポポの綿毛やウサギの尻尾のような白いふわふわした毛玉で、持っていると幸運が訪れるとされる正体不明の物体。
- 細部
- ケサランパサランは、タンポポの綿毛やウサギの尾に似た白く柔らかな毛玉で、正体の分からない物体として江戸時代以降に語られてきた。嵐や雷の前に空から落ちてきて、見つけた者に幸運をもたらすと信じられた。穴を開けた桐箱に収めて白粉を与えると増え、持ち主を幸せにするとも伝わる。実物として代々保管された標本もあり、山形県鶴岡市の加茂水族館や兵庫県姫路市の動物園などで展示されている。
- 広まり方
- 現在展示されている標本は、猛禽類が吐き出す毛玉(ペリット)や植物の冠毛、動物の毛皮などが正体とみられている。1970年代後半に広くブームとなり「幸運を呼ぶ謎の生き物」として全国的に知られるようになった。実体の曖昧な「謎の物体」が幸運のお守りとして流通する構図は、現代のパワーストーンなど都市伝説的グッズブームの先駆けと位置づけられる。
- 地域
- 山形県鶴岡市など東北地方
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ