かやかけすぎ
蚊帳かけ杉
国内
物品・機械
- どんな話か
- 遠国の火事を裏山への撒水で鎮めた礼の品が浜に流れ着き、開けた蚊帳が大杉に掛かったという。
- 細部
- 観念寺の鉄井和尚が小僧に、天竺で大火が起きているから裏山へ水をかけよと命じた。二、三日して和尚は、おかげで火が収まった、礼の品を送るから高須の浜まで受け取りに行けと告げる。小僧が浜へ出向くと、沖から箱が流れ寄ってきた。帰り道でその箱を開けたところ、中から蚊帳が舞い上がり、飛んでいった先の瑞巌寺の大杉に掛かっていたという。神通力を持つ僧の話と、木の名の由来話とが結び付いた形になっている。
- 広まり方
- 1976年の『伊予の民俗』に載る森正史「夏の風物と民俗」に記録がある。
- 地域
- 愛媛県西条市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ