かや
かや
国内
物品・機械
- どんな話か
- 雨の帰り道で頭を撫でてくる何かを掴むとカヤで、千切って残しておくと翌朝血が出ていたという。
- 細部
- ちょうかんさんと呼ばれる人物が雨の降る中を家へ戻っていたところ、誰かに頭を撫でられる感触があった。手を伸ばして捕らえてみると、それはカヤであった。その場で千切ってそのまま置き、夜が明けてから改めて確かめに行くと、千切った断面から血が流れ出ていたという。ありふれた草木が人に触れる何かとして振る舞い、傷つけると生き物のように血を出すという筋で、植物と怪異の境目が曖昧に語られている点に特色がある。
- 広まり方
- 1975年の『伊予の民俗』に載る山口常助の北宇和郡下波村聞書による。
- 地域
- 愛媛県宇和島市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ