かたくらのかなめいし
片倉の要石
国内
物品・機械
- どんな話か
- 片倉小十郎屋敷の広瀬川沿いの石垣に組まれた扇形の石で、瘧を治す俗信があったという。
- 細部
- 片倉小十郎の屋敷にある、広瀬川に面した石垣の中に組み込まれた扇形の石で、「要石」と呼ばれている。この石には、瘧(おこり、間欠的に発熱する病)を治す御利益があるという俗信が伝えられてきた。石垣という実用の構造物の一部でありながら、特定の一石だけが信仰の対象として扱われてきた点が興味深い。熱病に苦しむ者が藁にもすがる思いでこの石を頼ったのだろう、扇形の姿とあわせて語り継がれている。
- 広まり方
- 出典は『宮城縣史 民俗3』(1956年)の伝説「石・岩の部」。
- 地域
- 宮城県仙台市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ