かたはのよし
片葉のヨシ
国内
物品・機械
- どんな話か
- 皇女が出産した伝説を持つ長作のヨシは片葉となり、安産のお守りとして持ち帰られている。
- 細部
- 長作の観音様には、祭りの折だけでなく無事に出産を終えた後にもお礼参りに訪れる習わしがある。その由来は、身ごもった皇女がこの地で長作のヨシを刈って身を横たえ、子を産んだという伝説にある。それ以来、長作に生えるヨシは片側にしか葉をつけなくなったといい、片葉のヨシと呼ばれるようになった。その皇女は観音として祀られており、参拝者はこの片葉のヨシを持ち帰って乾かし、お産の際に布団の下に敷くという。東京や大月、上野原など遠方からも参拝に訪れる人があるという。
- 広まり方
- 1984年の『民俗採訪』所収、国学院大学民俗学研究会「山梨県北都留郡小菅村」に記録がある。
- 地域
- 山梨県小菅村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ