はやかわのかたはのあしとあんざんまもり
早川の片葉の葦と安産守り
国内
物品・機械
- どんな話か
- 孝謙天皇にまつわる由来を持ち、片側にしか葉をつけないと伝わる奈良田の葦、安産の守りにも使われた。
- 細部
- 早川町奈良田には、葉が片側にしか生えないという片葉の葦が伝わっている。由来にはいくつかの語られ方があり、天皇がこの葦を指差したためそのように生えるようになったという説、天皇が去った方角を慕って数万本の葦が一斉に片葉となり、勅使を迎えた際には御勅使川の方角を指し示したという説がある。また、天皇が植えたのではなく後を慕ってなびいた葉だとする説や、葦の葉はすべて奈良田神社の女神の方角を向いているのだとする説もある。村人や西山温泉の湯治客はこの葦を安産のお守りとして用いており、なかでも塩ノ池のまわりの葦でなければ御利益が薄いと言う者もいたという。
- 広まり方
- 1989年刊『甲斐路』掲載、長沢利明「山梨の孝謙天皇伝説」に3件とも記録がある。
- 地域
- 山梨県早川町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ